今田竜二氏、星野陸也は第1日からトラブル…渋滞巻き込まれリズム崩れた


◆米男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 第149回全英オープン 第1日(15日、英ロイヤル・セントジョージズGC=7211ヤード、パー70)

 東京五輪代表で初出場の星野陸也(25)=フリー=は3バーディー、7ボギーの74で4オーバーの127位と出遅れた。2大会連続出場の金谷拓実(23)=Yogibo=は2バーディー、2ボギーで回り、1イーグル、2ボギーだった初メジャーの永野竜太郎(33)=フリー=とともに70で首位と6打差の48位につけた。10年大会覇者のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が64で単独首位に立った。昨年は新型コロナウイルス禍で中止となり、2年ぶりに開催された。

 実は、星野選手は第1日の朝からトラブルに巻き込まれていました。普段は2時間前からコース入りしていますが、一日3万2000人の観客が入る今大会は交通規制で、この日は大会会場への一本道で交通渋滞に巻き込まれてしまったそうです。前日までは借家から車で15分くらいで着いていたところが60分近くかかって。かなりバタバタしたままスタートしたことで、一日のリズムを崩してしまったかなと思います。

 初めてのリンクスでドーバー海峡から風速5メートルの海風も終始吹き、全英特有のグリーンの遅いスピードにも苦しんでいました。第2日は午後4時過ぎのスタート。ティーショットをフェアウェーに置き、パットを着実に決めて4アンダー以上を目指してほしいです。(プロゴルファー・今田竜二)

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