渋野日向子は前半、堅実にプレー 石井理緒と全美貞が首位


渋野日向子

渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第1日(22日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)

 出場120選手が60人ずつ午前組、午後組に分かれてプレー。午前組の最終組が前半を終了した。

 21歳の石井理緒(サーフビバレッジ)が15ホールを消化し、5アンダーで首位。韓国の全美貞(フリー)も11ホールを消化し、5アンダーで首位。

 日本ツアー復帰2戦目の渋野日向子(サントリー)は11ホールを消化し、1バーディー、ボギーなしの堅実なゴルフで4打差の19位につけている。元ソフトボール少女の渋野にとって今週は絶好の発奮材料がある。大会前日の21日、東京五輪ソフトボールで日本代表がオーストラリア代表に8―1でコールド勝ち。尊敬する上野由岐子(ビックカメラ)は開幕投手としてゲームをつくった。「上野さんはやっぱりすごい。自分も勇気づけられる。競技は違えど、自分も上野さんのような存在になりたいです」と前向きに話していた。渋野は約4か月ぶりの日本ツアーとなった先週のGMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップで予選落ち。「体調はいいので、それが結果につながればいい」。自身は五輪出場を逃したが、渋野は五輪ウィークに復活を目指し、プレーを続けている。

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