地元・札幌市出身の藤田光里が19年以来、北海道で予選通過濃厚「決勝ラウンドでプレーできることはうれしい」


藤田光里

藤田光里

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第2日(23日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)

 21位からスタートした地元・札幌市出身の藤田光里(ゼビオホールディングス)が2バーディー、3ボギーの73で回り、通算1アンダーでホールアウト時点で36位につけた。北海道開催の大会では、19年のニッポンハムレディス(41位)以来、2年ぶりの予選通過が濃厚となった。

 この日、藤田光は午前7時の第1組のスタートながら地元の多くのギャラリーが応援に駆けつけた。「朝、早いのに、たくさんの方が応援に来てくれて、うれしかった。決勝ラウンドでプレーできることはうれしい」と笑顔で話した。

 藤田光は2015年にフジサンケイレディスでツアー初優勝を飾り、賞金ランク18位に躍進したが、その後、成績は下降。17年に賞金ランク88位で賞金シードを失った。コロナ禍で20年と21年が統合された今季、ここまで9戦に出場し、最高成績は今年4月のフジサンケイレディスの42位。予選落ちが6試合と苦戦しているが、6月の宮里藍サントリーレディスに続いて今季初めて出場2大会連続で決勝ラウンド進出を果たし、調子はようやく上向きに。地元ファンの声援を受けて、人気プロが復活を期す。

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