東京五輪開幕ウイークに元ソフトボール少女の渋野日向子が復活気配 21位から14位に浮上


渋野日向子は笑顔を見せながら9番から10番に向かった

渋野日向子は笑顔を見せながら9番から10番に向かった

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第2日(23日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)

 21位からスタートした渋野日向子が前半の9ホールを2バーディー、ボギーなしの34で回り、通算4アンダーとして、渋野のハーフターン時点で首位と5打差の14位に浮上した。約4か月ぶりの日本ツアーとなった先週のGMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップで予選落ちを喫したが、今週は上位を狙える位置につけている。

 元ソフトボール少女の渋野にとって今週は絶好の発奮材料がある。今大会前日の21日、東京五輪ソフトボールで日本代表がオーストラリア代表に8―1でコールド勝ち。「ソフトボール日本代表の勝利で頑張れました。みなさんのように楽しんでプレーができました」と第1日終了後に満面の笑みで話していた。この日も笑顔を見せながらプレー。渋野は五輪出場を逃したが、五輪開幕ウィークで復活の気配を見せている。

 ホールアウトした藤田さいき(チェリーゴルフ)と、10ホールまで消化した渡辺彩香(大東建託)が通算9アンダーで首位に並んでいる。

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