東京五輪の先の2024年パリ五輪を目指す渋野日向子が前半イーブンパー


渋野日向子

渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー  大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(25日、北海道・滝のCC=6578ヤード、パー72)

 25位から出た渋野日向子(サントリー)が前半9ホールを2バーディー、2ボギーの36で回り、通算4アンダーのままで、渋野のハーフターン時点で26位とわずかに後退した。

 第3日終了後、首位と10打差の25位で迎える最終日に向けて「この位置なら、当たって砕け散るだけ。でも、3パットのオンパレードには気をつけたい」と積極的な姿勢を見せていた。前半でスコアを伸ばせなかった渋野は後半、巻き返しを図る。

 東京五輪出場を目指すも、日本勢4番手で2枠の代表入りを逃した渋野は「3年後のパリ五輪には出たい」と意欲を示す。約4か月ぶりの日本ツアーとなった先週のGMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップで予選落ちを喫したが、今週は4日間プレー。東京五輪の先のパリ五輪を目指す19年AIG全英女子オープン覇者は、五輪開幕ウィークにやや復調の気配を見せている。

 最終組は3番を終了し、首位から出た韓国の申ジエ(スリーボンド)が通算15アンダーで首位をがっちりキープ。3打差の2位は韓国の全美貞(フリー)。8番まで四つスコアを伸ばした青木瀬令奈(フリー)、6番まで三つスコアを伸ばした臼井麗香(ディライトワークス)ら6打差の3位に続く。

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