渋野日向子は2日連続ボギーなしの22位 「なかなか入らんな~」とパットに苦戦


18番、バーディーチャンスのパットを外し、悔しがる渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

18番、バーディーチャンスのパットを外し、悔しがる渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第2日(30日、兵庫・東急グランドオークGC=6568ヤード、パー72)

 首位と4打差の20位からスタートした渋野日向子(サントリー)は、2連続を含む3バーディー、ボギーなしの69で回り、首位と7打差の通算6アンダーで22位とした。2日連続でのボギーなしのラウンドに「流れがなかなかこない中で、集中力を切らさずに、ボギーを打たないゴルフをできたことに関しては、いいように捉えていいと思う」と充実した表情で振り返った。

 この日は、パー3の17番で第1打を「足2足分」に寄せるなど、ショットは安定感を見せた。しかし、パットに苦戦する場面が多く「昨日からボール1個分くらい(外すこと)が多かった。きょうも2番、3番と『なかなか入らんな~』という感じだった。思ったラインと合っていない」と反省。それでも「ストロークミスはほとんどない」と話し、その感覚を最終ラウンドにつなげるつもりだ。

 国内ツアーで2日連続ボギーなしだったのは、今大会で4度目。過去3度は優勝しているが、首位と7打差あるだけに「今回はないですね」と苦笑い。それでも明日の最終ラウンドが、8月19日開幕のAIG全英女子オープン前、最後の実戦機会となるため、「自分の思った距離だったり、OKとしているショットの範囲にちゃんと打てるというように、根本的な問題をできるようにしたい」と意気込んだ。

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