松山英樹「メダルは取りたかったという思いは強かったので悔しい」男子ゴルフ銅プレーオフメダル逃す


◆東京五輪 男子ゴルフ 最終日(1日、埼玉・霞ケ関CC=7447ヤード、パー71)

 夏空の下、最終組のマスターズ王者・松山英樹は1打差2位で出て5バーディー、3ボギーの69をマーク。通算15アンダーの3位で、7人による銅メダル決定プレーオフへと突入した。1ホール目でパーをセーブできずに敗退となった。

 松山はホールアウト後、テレビ局のインタビューにマスクを着用して応じた。

 ―この一週間を振り返って。

 「ん~、まあ、なかなか自分が思っているパフォーマンスは出せなかったんですけど。こうやって上位で争えたことはすごくよかったなと思いますけど。今日のプレーはトップに追いついて追い越せる雰囲気も感じながら、なかなか最後の部分がうまくいかなかった。まぁ、自分の課題がはっきりしたので。次に向けて頑張りたいなと思います」

 ―通常のツアーと五輪のメダル決定プレーオフの気持ちの違いはあった?

 「もちろん、金メダルを目指してやっていましたけど。正規の18番はもうセカンド(2打目)を入れれば(首位がボギーなら並んだ)でしたけど、現実的に難しかったので。バーディーとって終えれれば、銅メダルとわかっていたので、そこを決めきれない。最後のパットも決めきれないというところで、悔しさしかない残らなかったですね」

 ―原点とも言える霞ケ関CCでの五輪に出て見て?

 「五輪というのは、どういう評価なのかわからないですけど、やっぱりメダルは取りたかったという思いは強かったので、悔しいですね」

最新のカテゴリー記事