◆東京五輪 女子ゴルフ 第2日(5日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)
1アンダーの16位で出た、世界ランク9位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダーで首位と9打差の11位としている。
同組で回った世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)が最終ホールでダブルボギーも62で回り、13アンダー。後続に4打差をつけて単独トップに立った。
稲見萌寧(都築電気)は1アンダーの16位から出て、65をマークした。首位と6打差の7アンダー、6位。メダル圏内に2打差と迫った。
畑岡は「ティーが前に出てチャンスのホールもあった中、今一つ伸ばしきれずに悔しい。(5番)パー5のボギーはもったいなかった。ショートゲームのミスは一番やってはいけない。(7番から3連続バーディーで巻き返し)9番はセカンドの番手で迷ったが、短い方のクラブで思い切って振り抜くことができた」と振り返った。
ショットの感覚については「まだティーショットで向きにくいホールがあったり、思っている方に(クラブを)動かせていないところもある」と厳しい表情。同組のN・コルダが9つスコアを伸ばし、「私の分のバーディーも、持っていかれるような気分で、どこからでも(パットが)入ってすごく簡単そうに見えた」と話した。
メダル圏内を目指す残り2日へ「かなり、上と差が開いている。あと2日間ビッグスコアを出さないと表彰台もすごく遠くなってしまう。しっかり巻き返せるように」と追い上げを誓った。