メダル争い大詰め、残り2ホールで競技は一時中断 稲見萌寧は16アンダーで1差2位


稲見萌寧(カメラ・相川 和寛)

稲見萌寧(カメラ・相川 和寛)

◆東京五輪 女子ゴルフ 最終日(7日、埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71)

 午後0時20分すぎ、落雷の恐れがあるため競技は一時中断となった。会場は強い雨が降り始めている。午後1時に、再開についての判断をするようだ。

 3位から出た稲見萌寧(都築電気)は16番まで終了し、スコアを6つ伸ばして16アンダーで首位と1打差の単独2位につける。

 前半9ホールを4バーディー、2ボギーで首位と3打差の5位で折り返すと、12、13、14、15番で4連続バーディーを奪った。17番パー4で第2打をピン4メートル強につけたところで、中断となった。

 世界ランク1位、ネリー・コルダ(米国)が16番終了で17アンダーの単独首位。アショク(インド)、リディア・コ(ニュージーランド)の2人が15アンダーの3位となっている。

 稲見がメダルを獲得すれば、リオ五輪4位の野村敏京、今大会男子で4位の松山英樹を上回り、男女通じてゴルフ初の快挙となる。

 畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は17ホールを終え、スコアを2つ伸ばし、10アンダーの9位。65でホールアウトした笹生優花(フィリピン)も10アンダーとなった。

最新のカテゴリー記事