黄金世代10人目の優勝目指す臼井麗香が首位でホールアウト「同い年が9人も勝っているので焦りがあります」


17番、ティーショットを放つ臼井麗香(カメラ・小泉 洋樹)

17番、ティーショットを放つ臼井麗香(カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー   CATレディース 第1日(20日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)

 1998年度生まれの「黄金世代」の一員の臼井麗香(ディライトワーク)が7バーディー、2ボギーの67で回り、ホールアウト時点で首位に立った。170ヤード(この日のピン位置は165ヤード)の17番パー3では7アイアンで、もう少しでホールインワンとなるショットでピン50センチにつけて、この日、7つ目のバーディーを奪った。「きょうはショットが安定していました」と笑顔で会心のラウンドを振り返った。

 今年はメジャーのワールドレディスサロンパスカップ(5月)、大東建託・いい部屋ネットレディス(7月)で2位となるなど健闘を続けているが、栄冠には届いていない。「今週は優勝につながるプレーをしたい。同い年が9人も勝っているので焦りがあります」。臼井は、念願の初優勝への強い思いを明かした。

 15番終了の吉田優利(エプソン)も5アンダーで首位。

 東京五輪銀メダルで賞金ランク2位の稲見萌寧(都築電気)は14番まで終了し、首位と1打差2位と好位置につけている。先週のNEC軽井沢72で優勝した賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)は13番を終了し、首位と4打差の23位。

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