2大会前に初優勝を飾った21歳の吉田優利が2位スタート「ひとつ勝って、十何勝もしている選手はすごい、と改めて思った」


17番、5アンダー2位タイの吉田優利 (カメラ・小泉 洋樹)

17番、5アンダー2位タイの吉田優利 (カメラ・小泉 洋樹)

◆女子プロゴルフツアー   CATレディース 第1日(20日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)

 2大会前の楽天スーパーレディースで初優勝を飾った21歳の新鋭、吉田優利(エプソン)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位と1打差の2位でホールアウトした。「きょうのプレーは合格点。80点です。初めてのコースで、風や雨など自然の魅力を感じた」と笑顔で話した。

 楽天スーパーレディースの優勝に喜びを感じるより、さらなる成長への思いを強くした。「ひとつ勝って、十何勝もしている選手はすごい、と改めて思った。もっと勝ち星を挙げるためにはどうすればいいか、もっと強い選手になるためにはどうすればいいか、と考えるようになりました。まずはパーオン率を上げることです」と吉田は前向きに話した。勝利と成長に貪欲な21歳は、今週も上だけを見て戦うつもりだ。

 東京五輪銀メダルで賞金ランク2位の稲見萌寧(都築電気)が、8バーディー、1ボギーの65で回り、堂々の首位スタートを切った。

 1打差の2位に吉田、臼井麗香(ディライトワークス)、沖せいら(フリー)が続く。先週のNEC軽井沢72で優勝した賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)は3打差の5位。

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