◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック第2日(21日、静岡・裾野CC=7040ヤード、パー72)
大会2日目が行われ、首位スタートの伊澤利光(フリー)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位を守った。伊澤と同じく首位から出た田村尚之(ダイクレ)や、今年からシニアツアーに参戦する阿原久夫(Golf ZONE Hesaka)、2打差スタートの崎山武志(アビバHD)が8アンダーにスコアを伸ばし、4人が首位に並んだ。
シニアツアーで2年ぶりの2勝目を狙う伊澤は最終18番でのボギーが響き、単独首位を逃したが「あまり気にしていないです」と冷静。2001年には海外メジャーのマスターズで4位入賞、レギュラーツアーで賞金王に輝くなど数々の成績を残した。それでも20年前と比較して「今年が一番楽しい」と話す53歳。混戦状態の優勝争いに向けて「勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。
2年ぶりに開催された今大会は「シニアの元気が日本の元気!」をスローガンに掲げて行われている。レギュラーツアーで14度、シニアツアーで12度の優勝を誇る71歳の高橋勝成(シナコバ)は、2バーディー、1ボギーの71で回り、今年5回目のエージシュートを達成。賞金10万円が贈られた。会場にギャラリーはいないものの、テレビ中継などを通して活躍する姿を届けた。