◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(5日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)
2位で出た池上憲士郎は、4バーディー、2ボギーの69で通算8アンダーの2位タイとなった。前半に2つ伸ばして首位で折り返したが、後半に1バーディー、1ボギーと伸ばせなかった。
名前の憲士郎は母が好きだという人気漫画『北斗の拳』が由来の29歳は「前半で流れをつかみかけていたときに、ロング(パー5)でしっかり(バーディーを)取れなかったのが大きかった。もう一つ足りないのかな」と総括した。
今平周吾、石川遼の歴代賞金王と回り、自己最高の2位。最終18番の2メートルのパーパットを決めれば単独2位だったが、カップに蹴られ、「最後のが外れて悔しさもある。良い経験というより、悔しさの方が大きい」と振り返った。
それでも初日(2日)朝に繰り上げ出場が決まり、「ウェーティングからまさかね。富士桜は耐える感じのコースなので(この結果は)よくやったかなと思う」と評価した。ジュニア時代から仲のいい同学年の今平との優勝争いに「ようやく最終日最終組で一緒にできたというのはある。周吾の強さを間近で見て、自分に足りないところとかすごく勉強になった」と、収穫を強調した。