◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン最終日(26日、京都・城陽CC=6967ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、中島啓太が、通算18アンダーでツアー史上5人目のアマチュア優勝を果たした。倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実に続く快挙となった。
1打差4位で出た最終日は最終組の1つ前の組で日体大の1年先輩・河本力と同組でプレーした。5バーディー、1ボギーの68と伸ばした。69で回った永野竜太郎と通算18アンダーで首位に並びプレーオフ(PO)に突入。PO1ホール目で第1打をピン右手前約4メートルにつけ、バーディーパットは外したが、50センチのパットを沈め、パーとした。一方、永野は第1打でグリーン手前にこぼし、3打目の2メートルのパーパットはカップに蹴られ、ボギーとなり中島のツアー初優勝が決まった。
中島は4月の東建ホームメイトカップで2歳上の金谷と優勝争いを繰り広げ、自己最高の2位に入った。7月の日本アマ選手権で初優勝。8月には世界アマチュアランク1位に立っていた。