◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン最終日(26日、京都・城陽CC=6967ヤード、パー72)
1打差4位で出たアマチュアの中島啓太(日体大)が68で回り、通算18アンダーで並んだ永野竜太郎とのプレーオフを1ホール目で制し、史上5人目のアマチュア優勝を果たした。
会場での優勝インタビューは以下の通り。
―今の気持ち。
「本当に、たくさんの方に優勝目指して頑張ってね、と応援していただいたので、応援に応えることがうれしい」
―スタート前はプレッシャーに感じたりはなかった?
「ワクワクしながらスタートできました。同伴競技者にチームメートの(河本)力さんもいたのですごく楽しいゴルフができました」
―最後のプレーオフ、パーパット後、どんな気持ちで。
「本当に心臓の音が聞こえるくらい緊張していたけど、自分がやってきたことを信じて打ったパーパットだった」
―正規の18番のバーディーパット(結果はパー)もいつも通りだった。
「バーディーパットを打つ前は自分の中で、金谷(拓実)先輩だったら絶対決めるだろうな、って思って、自分も入れたかったけど、まだその力がなくて入りませんでした」
―プレーオフ後、永野選手から声は?
「おめでとうと言っていただいた。アマチュアとして学生の立場ですけど、こうやってプロの大会に出させていただいて本当に(周囲には)感謝しかない」
―小さくガッツポーズも出たが、心境は?
「今年は全米アマで悔しい思いもして、結果を出したかったので、やっと満足いく結果を出せたかなと思ったので、自分の中で強い思いがわいてきた」
―アテストのテントでは涙をこらえきれなかった。
「いつも支えてくれる、家族をはじめ、地元で応援してくれる方々、大学のチームメート、ナショナルチームのコーチ、チームメートと、いつも楽しくゴルフをさせてもらっていたので、やっとみんなに恩返しができた」
―うれし涙はこれまで。
「2018年のアジア大会で、金メダルを取ることができて涙したのは覚えている。それからはずっと悔し涙ばかりだった。やっとうれし涙に変わって、それがうれしい」
―これからの目標。
「11月に控えるアジアアマで優勝することが一番の目標なので、それに向かってしっかり自分を見つめ直して頑張りたい」
―ファンの方へ。
「これからも、もっともっと強くなって自分に自信を持って、活躍できる選手になりたいと思うので、応援よろしくお願いします」