◆男子プロゴルフツアー ブリヂストンオープン 公式練習日(6日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=7119ヤード、パー71)
2018年&19年賞金王で今季1勝の今平周吾(ダイヤ)は、会場内で練習ラウンドなどで最終調整。「この大会は3連覇とZOZOの出場権を目標に」と優勝すれば獲得できる米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(21日開幕、千葉・習志野CC)の出場権と大会初となる3連覇に照準を絞った。
通算5勝を誇るツアー屈指のショットメーカー。「僕は林間コースが好きで相性がいい。(木でホール間が)セパレートされている方が狙いやすくて、打ちやすい。ティーショットの調子が先週からあまり良くないですが、アプローチとパターでしっかりとスコアを作っていきたい」とうなずいた。
硬くて速い高速グリーンだ。過去2勝はともにパットがさえ渡っており、29歳は「結構好きです。速くて、(強く)打たなくても転がってくれるので。自分に合っていると思いますね」とグリーンとの相性の良さも再認識した様子だった。
2004~06年の片山晋呉以来、ツアー史上4人目(青木功、尾崎将司)となる3季連続賞金王を今季の目標に掲げる。現在、賞金ランク8位で賞金ランク1位のチャン・キム(米国)とは約3000万円差あるが「まだ狙える位置ではある。1試合、1試合大事に上位に入っていきたい」と得意大会を巻き返しへの足がかりにしていく。
7日の第1ラウンドは17年大会覇者の時松隆光選手会長、今大会後に米下部ツアーの2次予選会出場のために渡米予定の石川遼と同組。午前8時40分に10番からスタートする。