渋野日向子「今週は英語も勉強」 横峯さくらの元相棒、ジョン・ベネットがキャディー


プロアマ大会の1番でクラブを手にストレッチをする渋野日向子

プロアマ大会の1番でクラブを手にストレッチをする渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース プロアマ(20日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 前週3位に入った渋野日向子(サントリー)がプロアマ戦を終えて公式会見に臨んだ。

 直近5試合は、2年ぶりの優勝を含めて全てトップ10入りしており、好調をキープ。前週は最終日を1打差の3位で迎えたが、悪天候による変則プレーオフによって戦いの場がなくなった。大会直後は悔しさをにじませる場面もあったが、この日は「(悔しさは)全然ないですね。家に帰ったら切り替えた」とケロリ。今週に備え、実家のある岡山で「ぐーたらしていた」とリフレッシュした。

 今週は横峯さくらのキャディーを長く務めたジョン・ベネットさんと初めてタッグを結成。担当キャディーが未定だったため、マネジャー経由で連絡を取り合った。11月末には来年の米女子ツアー出場権をかけた最終予選会の受験を予定している渋野は「英語混じりなので、違った感じで楽しいというか、今週は英語も勉強しつつ。例えば『浅いは英語で?』と聞かれて『分からん、分からん』って。今も忘れちゃったけど(笑い)。英会話教室をやってもらってます」と笑った。

 関西のコースは狭い印象があると話し、「先週ほどスコアが出るイメージはない。欲深くいかない方がいいんじゃないのかなと思うので、初日から全力ダッシュしなくてもいいかなと思います。分かんないけど」と自然体。1日1000人の上限での有観客開催の今大会には、地元・岡山からも応援に駆けつけるといい「いいところも見せたい気持ちもありますし、絶対予選は通らないといけないというプレッシャーもある」と表情を引き締めた。

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