前週2位の勝みなみは「危なげないゴルフ」で5アンダー発進


10番、ティーショットを放つ勝みなみ

10番、ティーショットを放つ勝みなみ

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 第1日(21日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 3週前の日本女子オープンでメジャー初タイトルを獲得した勝みなみ(明治安田生命)が、5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーでホールアウトした。ボギーなしのラウンドに「危なげないゴルフで、グリーンに乗っている回数も多かったし、外れてもパターで打てる所などでパットで寄せて」と振り返った。

 前半ホールの15番ではピン手前6メートルからのバーディーパットを沈めると、続く16番でも残り100ヤードの第2打をピン横2メートルにつけてバーディー。それでも「回っている感じは5アンダーではない」と少し首をかしげた。その違和感はドライバーが左に曲がっていたことが原因で「曲がった分『やったー!』みたいなのがなかったです」と分析。会見後はティーショットの修正に取り組むといい「(曲がる)回数が減ってくれれば」と願いを込めた。

 前週の富士通レディースでは、最終日を古江彩佳(富士通)とともに首位で迎えたが、悪天候による変則プレーオフで敗れた。勝利にあと一歩が届かなかったものの「次の大会に向けて」と即座に切り替え。普段とは違う感覚だったパットも「フェースを開くクセがあるので、構えで意識してかぶせるように」と改善した。

 4日間大会で戦いはまだ続くが「あしたはあしたでいいゴルフをしないと」と気持ちを引き締めて予選2日目に向かう。

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