稲見萌寧が腰痛で最終Rを棄権「朝起きて動けなかった…」と涙


23日、ティーショットを放った後に腰を触り苦痛の表情を見せる稲見萌寧 

23日、ティーショットを放った後に腰を触り苦痛の表情を見せる稲見萌寧 

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日(24日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 賞金ランク1位で、今季8勝の稲見萌寧(都築電気)が、腰痛のため最終ラウンド(R)のスタート前に棄権した。

 稲見は現状について、「もう朝起きて動けなかったです・・・」と涙を流しながら話した。20日のプロアマ戦から痛みを抱え「最初の2日間はまだ痛み止めが効いていたけど、昨日(第3R)から痛み止めも効かなくなって・・・」と明かした。この後病院に向かうといい、翌週の樋口久子・三菱電機レディス(29~31日、埼玉・武蔵丘GC)については「間に合えば出ますけど、間に合わなかったらお休みします」と話した。

 稲見は獲得賞金が2億1000万円を超えており、賞金ランク2位の小祝さくら(ニトリ)とは約4000万円差。今大会は国内ツアーの中でも高額賞金大会で、優勝賞金は3600万円。小祝は最終日を5打差の10位に付けている。また、賞金ランク4位の古江彩佳(富士通)は稲見と5800万円差で、2位に1打差の単独首位で最終日を迎えている。国内ツアーは今大会を含めて残り6戦。賞金女王争いはさらに激化する。

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