2週連続V狙う古江彩佳が通算11アンダーで単独首位 2打差2位に勝みなみ


4番、パーパットを決めて、ギャラリ-の拍手に応える古江彩佳

4番、パーパットを決めて、ギャラリ-の拍手に応える古江彩佳

◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日(24日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、最終組が前半9ホールを終えた。

 単独首位から出た古江彩佳が、出だしから2連続バーディーでスコアを2つ伸ばして11アンダーで単独トップを守った。1番では第2打でバックスピンをかけて1メートル足らずに寄せ、楽々バーディーとした。前週の富士通レディースで優勝した21歳は、地元・兵庫での2週連続優勝がかかる。

 2打差の2位には古江と同じ最終組の勝みなみが入った。1、2番で連続バーディーとしたが、6番でグリーン回りのラフからアプローチをミス。2度目のアプローチもピンの奥にオーバーしてボギーとなった。前週は古江とのプレーオフで敗れ、惜しくも2位。「リベンジしたい」と誓ってスタートし、後半ホールで2打差を追う。

 最終組の菊地絵理香、初優勝を狙う西郷真央が10番まで終えて3打差の3位。4打差5位には脇元華、5打差の6位には藤田さいきが入った。

 今大会限りでの現役引退を表明しているキム・ハヌルは、12番まで終えて通算2アンダーの17位に付けている。

 現在賞金ランク1位で、今季8勝の稲見萌寧は5打差の10位で最終日を迎えていたが、腰痛のためスタート前に棄権した。

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