植竹勇太が18番イーグルで単独首位浮上「めちゃくちゃ良かった」3月に結婚した夫人のためにも初Vつかむ


観客からの拍手を浴びて18番グリーンに向かう植竹

観客からの拍手を浴びて18番グリーンに向かう植竹

◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ・ガツーンと飛ばせ 第2日(29日、茨城・美浦GC=6988ヤード、パー71)

 強風下で第2ラウンドが行われ、1打差2位から出たツアー未勝利の植竹勇太が1イーグル、4バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーで単独首位に浮上した。66をマークした植竹と同学年の26歳・池村寛世と、68で回ったS・ビンセント(ジンバブエ)の2人が8アンダーの1打差2位で続いた。

 約50人のギャラリーが熱視線を送った上がりの18番パー5。植竹はフェアウェーから残り240ヤードの第2打を5ウッドでピン左奥7メートルに乗せた。スライスラインを決め切りイーグル締め。大きな拍手に包まれ、小さなガッツポーズを決めて応援に応えた。「スタートから風が強かったので(ショットで)外しちゃいけない方に外さないように。風とケンカしないように意識した。最後はめちゃくちゃ良かったですね」と満足げだった。

 今年の3月31日には小、中学校の同級生・裕加夫人(26)と結婚。65で2位発進した初日のラウンド後にも電話で連絡を取ると「よく頑張ったね。すごいね」と褒めてくれたと照れ笑いで明かす。2017年11月にプロ転向後、初の単独首位で決勝ラウンドを迎える。「優勝を狙える位置にはいるので、4日間トータルで安定したゴルフができるように」。札幌市の自宅からパワーを送ってくれる愛妻のためにもツアー初Vへ突き進む。

最新のカテゴリー記事