日本女子アマ女王の尾関彩美悠がトップ合格 21人が合格も高木優奈、山口すず夏、梶谷翼らは不合格に


尾関彩美悠

尾関彩美悠

◆女子ゴルフ 最終プロテスト最終日(5日、京都・城陽CC=6400ヤード、パー72、参加85人)

 運命の最終ラウンドが行われ、6月の日本女子アマチュア選手権を制した尾関彩美悠(あみゆ)=岡山・作陽高3年=が1打差2位で出て3バーディー、1ボギーの70で回り、通算8アンダーでトップ通過を果たした。来季出場権をかけた最終予選会出場も決めた。

 20歳の高久みなみが5アンダーの2位。泉田琴菜が2アンダーの3位。佐藤心結(みゆ)は1アンダーの4位で合格した。竹田麗央、丹萌乃、藤田かれん、新真菜弥はイーブンパーの5位。村上瑞希、星野杏奈、永嶋花音は1オーバーの9位。小林夢果、桜井心那、川崎春花は2オーバーの12位。須江唯加、仁井優花、桑山紗月、大林奈央、天本遥香は3オーバーの15位。成沢祐美、富沢美咲は4オーバーの20位で、20位タイまでの21人が合格を果たした。

 16年全米女子オープン出場の沢田知佳、ツアー2勝の吉田優利の妹・吉田鈴、プロテスト4度目の挑戦となった1998年度生まれの“黄金世代”の高木優奈は5オーバーの22位で惜しくも1打及ばずに不合格。幡野夏生、米女子ツアーに参戦していた山口すず夏は7オーバーの30位。4月のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権を制した梶谷翼は、72で12オーバーの51位で落選となった。

 ◆最終プロテスト 4日間、72ホールのストロークプレーで行われる。20位タイまでが合格となり入会日は2022年1月1日。合格者の第1位の1名には来季のツアー出場権を懸けた最終予選会(30日~12月3日、静岡・葛城GC宇刈C)の出場権が付与される。

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