首位キープの飛ばし屋・幡地隆寛が今月結婚したことを明かす 米ツアー挑戦にも意欲


1番で、優勝トロフィーの前でティーショットを放つ幡地隆寛(カメラ・今西 淳)

1番で、優勝トロフィーの前でティーショットを放つ幡地隆寛(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー ▽三井住友VISA太平洋マスターズ 第2日(12日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 首位で出たプロ7年目の幡地隆寛(ディライトワークス)が3バーディー、2ボギーの69で通算4アンダーとして、金谷拓実とともに首位に並んだ。今季平均飛距離313・3ヤードでツアー1位の飛ばし屋が2日連続で強風が吹いた難条件を攻略した。

 幡地はラウンド後の取材で、11月1日に3年以上交際していた会社員の志保さんと結婚したことを明かした。「『1』が好きなので、1月11日でもよかったけど、1日のほうがよかったので。レギュラーツアーに上がる前から応援して(支えて)もらっている感じですね」と、左手薬指の指輪をキラリと輝かせた。

 また、近い将来の米ツアー参戦を目指し、来年行われる下部ツアーの予選会から受験する意向を表明し、「もっと上のステージで、自分が成長している姿を(妻に)見せられたらいいかな」と決意を語った。

 ◆幡地 隆寛(はたぢ・たかひろ)1993年6月30日、広島・三原市生まれ。28歳。10歳で兄、姉と一緒にゴルフを始め、岡山・作陽高時代に日本ジュニア3位。宮城・東北福祉大では14年、日本アマ16強、4年時の15年、関東学生選手権で優勝。同年12月にプロ転向し、下部ツアーで腕を磨いた。19年はレギュラーツアーで賞金ランク67位でシードを逃す。今季はトップ10が3回で、賞金ランク44位。188センチ、98キロ。

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