金谷拓実は後半に失速 2打差2位から逆転優勝狙う


18番でウォーターショットを放つ金谷拓実

18番でウォーターショットを放つ金谷拓実

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第3日(13日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 2019年のアマチュア時代に今大会を制した金谷拓実(Yogibo)は前半に4バーディーを奪うも、終盤の3連続ボギーを含む後半に4ボギーを喫し、70で回り、通算4アンダーで変わらず。幡地隆寛(ディライトワークス)とともに首位と2打差の2位で最終日を迎える。67で回った谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が6アンダーで単独首位となった。

 金谷は前半の5番で8メートル、6番で12メートルのバーディーパットを決めるなど4バーディーと首位を快走した。だが、後半は一転して16番から3連続ボギーなど4つ落として2位に後退した。「上がり3ホールにスコアを崩してしまい残念。明日は良いプレーをして、優勝したい」と気持ちを切り替えた。

 最終日最終組のプレーは3回目で過去2回(20年ダンロップフェニックス、21年東建ホームメイトカップ)はいずれもVという好データもある。現在賞金ランク5位でトップの木下稜介(ハートランド)と約1319万円差で、逆転での賞金王を目指す。

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