渋野日向子は70で19位後退「情けないゴルフ…悔しい」 今季国内最終戦、最終日に巻き返す


渋野日向子(中央)と稲見萌寧(左)

渋野日向子(中央)と稲見萌寧(左)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 第3日(20日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、7打差17位から出た渋野日向子は4バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばしきれず、通算6アンダーで8打差の19位に後退した。

 1番パー4で残り118ヤードからの第2打を9アイアンでピンそば2メートルに寄せてバーディーを先行させると、6番で6メートルを沈めてスコアを伸ばした。だが、7番では痛恨の3パットのボギー。9番はショットでバーディーを取って折り返した。後半は12番と15番で「やっちゃいけない」と反省するショットの距離を合わせられずに、いずれもボギー。13番でバーディーを奪ったが、スコアを1つ下げてホールアウトした。

 ラウンド後の会見で「スタートはすごく良かったけど、3パットして流れが悪くなったり、後半のパー5で(バーディーを)取りきれなかったのが悔しい。(12番は)クラブ選択を間違えたと思う。自分で感じるより(風は)アゲンストでギリギリの(距離の)クラブを選択してのミス。一か八かのクラブ選択をしてしまうところが良くないし、今週はやりがちです」と悔しがった。

 12月2日からは来季の米女子ツアーの出場権を懸けた最終予選会(米国)に参加する予定で、国内では今季最終戦に臨んでいる。21日の最終日に向けて「この3日間は情けないゴルフなんで、明日こそ少しでもいいゴルフができるように頑張りたいと思います」と応援してくれる日本のファンに誓った。

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