横峯さくらが来季日本ツアー本格復帰へ「永久シードを獲得するため」


 女子ゴルフで日本ツアー通算23勝、2015年シーズンから米女子ツアーを主戦場としていた横峯さくら(エプソン)が21日、自身のインスタグラムを更新。「来年、日本ツアーに戻ってくるために火曜日から始まるQTを受けたいと思います」と記し、23日から始まる来季日本ツアーの出場権を懸けた1次予選会(=ファーストQT三重・伊勢CC)に出場する意向であることを明かした。

 8季ぶりに日本ツアーに復帰したいと考えた理由について「私の目標の一つである永久シードを獲得するためです」と説明した。横峯は14年に森川陽太郎さんと結婚し、今年2月に第1子となる長男を出産。出産から3か月半後の5月に国内ツアーで復帰。10月に米女子ツアーにも参戦した。現在、国内で23勝を挙げており、04年に30勝目を飾った不動裕理以来、ツアー史上7人目の永久シードを保持できる30勝到達まであと7勝。「息子が小学生にあがるまでに永久シードを獲れるように頑張りたいと思います」と決意を記した。

 横峯は04年にプロ転向すると、09年に年間6勝を挙げ、初の賞金女王に輝いた。14年末に米女子ツアーの予選会を受けて本格参戦した。今後のプランについて「来年のアメリカツアーのシード権は持っているのですが、日本のQTを突破できた場合、来年の前半戦にはシードを放棄しなくてはいけないタイミングも来ると思います」とした上で「私のもう1つの目標であるアメリカツアーでの1勝も諦めません! これからは日本にいながらアメリカでも戦えるようなベースをつくっていこうと考えています」と見据えた。

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