賞金女王争いは最終戦で決着 稲見、古江ともに8アンダーで終え1697万円差のまま


古江彩佳(左)と稲見萌寧

古江彩佳(左)と稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー ▽大王製紙エリエールレディス 最終日(21日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 25位で出た賞金ランク首位の稲見萌寧(都築電気)は4バーディー、1ボギーの68で回った。12位スタートの賞金ランク2位、古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの70で、ともに通算8アンダーの暫定19位で終えた。賞金差は約1697万円で、どちらが手にしても初となる賞金女王争いは次週の最終戦のメジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯(25~28日、宮崎)にもつれ込んだ。

 稲見(今大会は2年連続予選落ちも、初の予選通過)「今日はもったいないのが多かった。いい悪いというより、惜しい、もったいない方が多い。(4日間を振り返り)まずは予選通過できてよかった。パッティングが例年に比べてよくなっていて、助けられた。(来週に向けて)賞金女王というよりも来週の試合に向けて調整して、最初の方で出遅れないように、少しずつ伸ばして上位にいけたら」

 古江(大会連覇ならず。この日は前半に2つ落とすも、後半3バーディー)「今日一日を考えると、よくなかったので、うまく楽しめなかった。自分がうまく流れをつくれず、悔しいラウンドになった。(最終戦、賞金女王争いへ)あと1戦なので、やるしかない立場。しっかり強い気持ちで挑めたら」

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