史上初アマチュアでのツアー2勝目を狙う中島啓太は賞金ランク3位の金谷拓実、19歳の久常涼と予選同組


中島啓太

中島啓太

◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 指定練習日(23日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)

 予選ラウンド2日間の組み合わせが発表された。賞金ランク1位で2週連続優勝となれば、約1183万円差の同2位以下選手の結果次第で初の賞金王決定の可能性を持つC・キム(米国)は、地元・高知県出身の片岡大育、ツアー通算8勝のベテラン・手嶋多一と同組に入った。第1ラウンドは25日午前9時15分に10番からスタートする。

 今季2勝で賞金ランク2位の木下稜介は18、19年賞金王の今平周吾、賞金ランク5位の稲森佑貴と同じ組。今季2勝で賞金ランク3位の金谷拓実は、国内男女ツアー初となるアマチュアでのツアー2勝目を狙う中島啓太(日体大3年)、19歳の久常涼と同じ若手注目組となった。

 今季3勝で賞金ランク4位の星野陸也は14年大会王者の片山晋呉、ツアー1勝の堀川未来夢と同じグルーピング。52歳で歴代2位の24季連続賞金シード入りのかかる賞金ランク70位・藤田寛之は、同じ芹澤信雄門下生で通算12勝の宮本勝昌、杉本エリックと同じ組となった。

 賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)で25日から4日間、108選手が参加して感染症対策のため、一日上限5000人で2年ぶりの有観客で開催される。今大会終了時点で、賞金ランク上位65選手が来季の出場権を獲得する。また次週の最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月2日開幕・東京よみうりCC)出場30選手も決まる。

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