◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー2020―21年最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(2日、東京・稲城市 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
2020―21年シーズン最終戦のメジャーが開幕した。第1ラウンドが終了し、賞金ランク7位で2年連続2度目出場の香妻陣一朗が65をマークし、5アンダーで単独首位発進を見せた。6バーディー、1ボギーで回り、昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ以来のツアー通算2勝目&メジャー初制覇へ、絶好のスタートを切った。
13年&17年大会覇者の宮里優作と、賞金ランク5位の稲森佑貴が66と伸ばし、4アンダーで1打差2位に並んだ。5年ぶり出場の永野竜太郎、2年連続出場の池村寛世、初出場のジュビック・パグンサン(フィリピン)が3アンダーで2打差4位につけた。
賞金ランク4位の星野陸也、13度目出場の谷原秀人が2アンダーで3打差7位。アマチュアとして石川遼、松山英樹に続く史上3人目の大会出場を果たした中島啓太は69で回り、1アンダーで4打差9位につけた。
賞金王争いではランク2位の木下稜介と同3位の金谷拓実が71と伸ばせず、1オーバーで21位と出遅れた。ランク1位のチャン・キム(米国)は74とスコアを下げて、4オーバーで27位に沈んだ。C・キムと木下稜の賞金差は約1239万円で、木下稜が逆転するには優勝か、単独2位以上が条件。金谷と星野、稲森は優勝が必須となっている。