◆プロゴルフ男子、シニア、女子対抗戦 日立3ツアーズ選手権 プロアマ(11日、千葉・大栄CC)
12日に行われる本戦を前に注目選手たちがリモート会見に登場した。前回2019年大会に続く連覇を目指すJLPGAチームの稲見萌寧(都築電気)は「男子プロ、シニアプロと一緒の組でラウンドできることはなかなかない。この機会で、いろいろと勉強できたら。足を引っ張りすぎないように頑張りたい」と意気込みを語った。
今夏の東京五輪で銀メダルを獲得し、今季9勝を挙げて賞金女王に輝いた22歳は「たくさんの貴重な経験をさせてもらえて、いい意味で忙しかった。今年一年、いろいろな目標を達成できた年なので、よかった」と振り返った。オフも引き続き、拠点の千葉で調整を続ける予定で「体力トレーニングをしっかりと。ショットを安定させて、ショートゲームをしっかりやりたい」と見据えた。
本戦のペアリングも発表され、午前の第1ステージは西村優菜と、午後の第2ステージは西郷真央とそれぞれ組む。午後の対戦相手は、JGTOチームが木下稜介、金谷拓実、PGAチームが伊澤利光、篠崎紀夫に決まり、北谷津ゴルフガーデン所属である篠崎は同じ練習場の先輩、木下は同門という縁もある。「後半の9ホールは3人とも一緒で、楽しみです。チームメートのせごどん(西郷の愛称)は(ジュニア時代に)北谷津で一緒に練習したので、息を合わせて両チームを倒したい」と、心待ちにした。