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日本ゴルフツアー機構の青木功会長
国内男子プロゴルフツアーを主管する日本ゴルフツアー機構などは20日、新規大会として、ASO飯塚チャレンジドトーナメントを22年6月9~12日に福岡・麻生飯塚GCで行うことを発表した。賞金総額は1億円で120選手が参加し、72ホールのストロークプレーで争う。
大会名の「チャレンジド」は「障害を持つ人」を表す「the challenged」に由来し、「与えられた使命をもち何事にも挑戦する人」としてポジティブにとらえた言葉。麻生グループは車いす部門の世界最高峰スーパーシリーズ大会「飯塚国際車いすテニス大会」、パラリンピック競技種目のゴールボール、車いすマラソン、車いすテニスなどの障害者スポーツの支援を積極的に行っている。障害者の方の自立と社会参画を願い、大会目に「チャレンジド」という言葉を冠したという。
医療関連事業や建設コンサルティング事業、不動産事業などを手がける主催者の株式会社麻生は、2022年に創立150周年を迎える。大会を通じて地域社会への貢献を目指し、来場者や視聴者に男子ゴルフの真剣勝負と感動を提供する場を提供する考え。
大会会場の麻生飯塚GCは、2004~06年にアサヒ緑健よみうり麻生飯塚メモリアルオープン、13年の日本シニアオープン選手権などを開催。平坦な丘陵地に大小さまざまな池がある。