◆米男子プロゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ最終日(9日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7596ヤード、パー73)
通算17アンダーの8位で出た松山英樹(LEXUS)は5バーディー、1ボギーの69で回り、21アンダーの13位で今年初戦を終えた。
松山は4番で奥からのアプローチを寄せきれず初ボギーを喫したが、5番で1・5メートル、6番では第2打を50センチにつけて連続バーディーを奪った。
後半は14番で1メートル、15番で2オン2パットから連続バーディーとし、最終18番は第3打を1メートルに寄せるバーディー締めで、この日スコアを4つ伸ばした。4日連続で60台をマークしたが、優勝スコアが30アンダーを超える壮絶な伸ばし合いで順位を落とした。
ラウンド後のテレビインタビューで「ショットもパットも今日が一番感触は良かったけど、ラインの読みがもう一筋のところやタッチが少し弱かったりして伸びなかった。ドライバーに関しては昨日より良くなってきているので、来週も続けられるようにしたい。(休み明けで)体力的に持つか心配だったけど、意外とできたのは良かった。来週はフラット(なコース)なので求められるゴルフも違ってくると思うが、しっかりといいプレーができるように。今日は最後の方、パッティングが入らなかったので決めきることができれば上位にいけるかなと思う」と話した。
首位タイでスタートしたキャメロン・スミス(オーストラリア)が65で回り、34アンダーのトーナメントレコードで世界ランク1位のジョン・ラーム(スペイン)を1打差振り切り、ツアー通算4勝目を飾った。