“21世紀世代”女子ゴルフ山下美夢有が新成人の誓い「2勝目、3勝目を目指して日々努力を」


振袖姿の山下美夢有(ダンロップスポーツエンタープライズ提供)

振袖姿の山下美夢有(ダンロップスポーツエンタープライズ提供)

 女子プロゴルフで通算1勝を挙げ、昨季賞金ランク13位と活躍した20歳の山下美夢有(加賀電子)が成人の日を迎えた10日、新成人の誓いを立てた。マネジメント会社を通じ「成人を無事に迎えることができ、大変うれしく思います。家族には感謝の気持ちでいっぱいです。多くの人に喜んでもらえるよう、貢献できる社会人になりたいと思います」とコメントした。

 2001年生まれで、笹生優花、西郷真央とともに「21世紀世代」を引っ張る山下は、昨年4月のKKT杯バンテリンレディスでツアー初優勝を飾った。正確なショットを武器に、ルーキーシーズンからトップ10が16回(全体7位)と安定した成績を残した。さらなる飛躍を期する新シーズンに向けて「昨年は多くの方々に支えられながらツアー初優勝を挙げる事ができ、本当にありがとうございました。今年は2勝目、3勝目を目指して日々努力を重ねて参ります。皆様応援よろしくお願い致します」と意気込んだ。

 ◆山下 美夢有(やました・みゆう)2001年8月2日、大阪・寝屋川市生まれ。20歳。5歳から父の影響でゴルフを始める。大阪桐蔭高に進み、17年全国高校選手権関西大会優勝、19年関西女子アマ優勝、トヨタジュニアW杯では団体戦制覇。同年11月のプロテストに一発合格。昨年、KKT杯バンテリンレディスで笹生に続く同世代2人目のツアー優勝者となる。ドライバーの平均飛距離は240ヤード。150センチ。家族は両親、弟、妹。

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