賞金女王・稲見萌寧が優勝副賞のピアノ1台を茨城県内の中学へ寄贈


稲見萌寧はヤマハレディース優勝副賞のピアノを弾く真似をして笑顔

稲見萌寧はヤマハレディース優勝副賞のピアノを弾く真似をして笑顔

 女子プロゴルフで昨シーズン、初の賞金女王に輝いたツアー通算10勝の稲見萌寧が21日、昨年4月のヤマハレディース優勝の副賞で手にしたグランドピアノを中学校に寄贈することを所属事務所を通じて発表した。

 寄贈品はヤマハ製グランドピアノ1台で、茨城・稲敷市立東中に寄贈する。稲見は高校時代の約1年7か月間、稲敷市にある日本ウェルネススポーツ大ゴルフ部の寮を拠点にプロを目指していた縁があり、近くにある同中学校へピアノを寄贈するに至った。

 稲見は生徒たちに向けて「初めまして。今回、私が昨年4月にヤマハレディースオープン葛城で優勝した際に副賞としていただいたグランドピアノを東中学校へ寄贈させていただきました。伝統のある文化祭『あかね祭』の中で合唱コンクールがあると伺っております。私の贈るグランドピアノと皆さんの素敵な歌声で楽しい文化祭にして欲しいと思っています。私は今、シーズンオフで3月の開幕に向けて練習とトレーニングに毎日一生懸命取り組んでいます。これからも皆さんに応援してもらえるように精一杯プレーします! これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

 お披露目会は2月2日に同校の音楽室で行われ、稲見からのビデオメッセージが流れる予定だという。

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