古江は69の上々デビューで25位発進「いいスタートが切れた」 畑岡奈紗、笹生優花が4打差4位


古江彩佳

古江彩佳

◆米女子プロゴルフツアー ゲインブリッジLPGA 第1日(27日、米フロリダ州ボカ・リオGC=6701ヤード、パー72)

 昨年12月の最終予選会を通過し、ツアーメンバーとしてデビューを迎えた古江彩佳(富士通)は5バーディー、2ボギーの69で回り、3アンダーで首位と6打差の25位と上々のスタートを切った。ツアー5勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、ボギーなしの67、前週の開幕戦で6位の笹生優花(ICTSI)は6バーディー、1ボギーの67でともに5アンダーで、首位と4打差の4位と好発進した。63をマークしたリディア・コ(ニュージーランド)が9アンダーで単独首位に立った。

 古江は2番で2メートル、3番で3・5メートルを沈め、序盤から連続バーディーを奪った。4番で初ボギーを喫したが、6番パー3では第1打を50センチに運ぶ好ショットを披露。8番パー5は第3打を2・5メートルにつけて伸ばした。後半は15番で3メートルのバーディー。最終18番で第3打のアプローチを寄せきれずにボギー締めとなったが、初日を3アンダーで終えた。

 ラウンド後の中継インタビューで「パターがバーディーチャンスについて、ミドルパットだったけど、うまく入ってくれたのが助かった。自分では久しぶり(の試合)という感覚はなかった。(オフも)うまく練習できて試合もスタートできたかなと思います。アンダーで回れたのはすごくうれしい。60台で回れて、いいスタートが切れた。明日も落ち着いて自分のラウンドができればいい」と笑顔で振り返った。

 畑岡は開幕戦(18位)に続く出場で、10番から出ると、前半に3バーディーを奪った。後半も6番パー3で第1打を1メートルにつけるなど持ち味のショットが好調。フェアウェーを外したのは1度だけとティーショットも安定し、4位スタート。「初戦はちょっと思うようにいかない中で火曜日、水曜日でうまく調子を整えられた。ティーショットがすごく良くて、アイアンショットは右へのミスが所々出ていたけど、徐々に良くなっている。明日もどんどん伸ばしていけるように頑張ります」と手応えをにじませた。

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