2戦連続トップ10入りの笹生優花「パターは4日間を通して良かった」


笹生優花

笹生優花

◆米女子プロゴルフツアー ゲインブリッジLPGA 最終日(30日、米フロリダ州ボカリオGC=6701ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、メジャー1勝の笹生優花(ICTSI)が通算12アンダーで2打差の3位に入った。4打差4位から出て、6バーディー、1ボギーの67で回り、今季ツアー開幕戦となった、前週のヒルトン・グランドバケーションズ・チャンピオンズ(6位)に続いて、2戦連続でトップ10入りを果たした。

 硬くて「すごく速かった」というグリーン上で見せた。2番で約10メートルのロングパット決めてバーディーを先行させると、6番では下りのスライスラインを読み切り、2つ目のバーディー。9番ではグリーン脇のカラーから約5メートルをねじ込んで2連続バーディーとし、首位と1打差で折り返した。「前半は長いバーディーパットがいくつか入ってくれたので、今日はパターが本当に良かった」とうなずいた。

 終盤でも伸ばした。17番パー3で第1打をピン左奥約2メートルへ。18番パー4ではフェアウェーからの第2打をピン手前約4メートルの好位置にしっかりつけて、2連続バーディーで4日間の戦いを締めくくった。「ショット的にはいいところも、あんまり良くないところもあったが、いいスコアで上がれてきている。パターは4日間を通して良かったと思います」と手応えを口にした。

 次戦は2月3日から3日間で行われる、ドライブオン選手権(フロリダ州クラウンコロニーゴルフ&カントリークラブ)に出場予定。ツアー開幕から好調を維持する20歳は「来週もいいゴルフができるように頑張りたいと思います」と明るい表情で決意した。

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