畑岡奈紗は前半快調も11位「後半で伸ばせなくて残念」世界1位・高真栄が逆転V


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ▽HSBC女子世界選手権 最終日(6日、シンガポール・セントーサGC=6758ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、6打差の10位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算10アンダーで11位で終えた。「前半から狙い通り伸ばしていけたけど、後半で伸ばせなかったのはちょっと残念。ただ、今週の目標が2ケタアンダーに乗せることだったので、それを達成できて少しうれしい。まだ(ショットの)状態は3~4割なので、来週までに修正できたらいい」と語った。

 37位から出た上田桃子(ZOZO)が1イーグル、7バーディー、1ボギーの64と伸ばし、通算9アンダーで13位だった。同時期に行われた今季国内ツアー開幕戦の出場を見送り、米ツアーで初戦を迎えた35歳のベテランが、目標の「国内メジャー初V」に向けても好スタートを切った。

 ツアー本格参戦1年目の古江彩佳(富士通)は27位で出て、4バーディー、ボギーなしの68と伸ばし、7アンダーで23位だった。第3Rまで3R連続でボギーないしダブルボギーで「悔しい」と話していた3番をパーで切り抜け、ノーボギーのラウンドを見せた。

 45位から出た笹生優花(ICTSI)は5バーディー、1ダブルボギーの69で回り、2アンダーの43位だった。次戦はホンダLPGA(10日~13日、タイ)に挑む。

 ツアー本格“デビュー戦”に挑んだ渋野日向子(サントリー)は50位で出て、5バーディー、1ボギーの68をマーク。1アンダーの47位で4日間の戦いを終えた。渋野は次戦のホンダLPGAからJTBCクラシック(24日~27日、米カリフォルニア州)に出場し、今季メジャー初戦、シェブロン選手権(31日~4月3日、同)に挑む。

 1打差の2位から出た世界ランク1位の高真栄(韓国)が66をマークし、通算17アンダーで逆転優勝を飾った。

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