植竹希望が10アンダーで単独首位 昨年9月のV逸経験生かし「緊張を集中力に変えられたら」


15番、バーディーパットを外し悔しがる植竹希望

15番、バーディーパットを外し悔しがる植竹希望

◆女子プロゴルフツアー ▽明治安田生命レディス 第2日(12日、高知・土佐CC=6228ヤード、パー72)

 3位から出た、1998年度生まれ「黄金世代」の植竹希望(のぞみ)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算10アンダーで単独首位に浮上し、ツアー初優勝に王手を掛けた。

 植竹は1番で2メートル、3番で3・5メートル、8番で4メートルのバーディーパットを沈め、前半に3つ伸ばした。後半も11、12番でいずれもピンそばに運んで連続バーディーを奪うなど、67の好ラウンド。グリーンを外したのは2度だけと得意のショット力を発揮した。「昨年課題にしていたパターをオフに練習して、うまくいっている。今のところ、90点くらいのゴルフができている」と満足そうに振り返った。

 昨年は、9月の住友生命レディス東海クラシックで2位など、初優勝まであと一歩に迫った。その試合では最終日の17番までトップタイも、18番で第1打を左の池に入れ、優勝した西村優菜に2打及ばなかった。「昨年と同じミスはしないようにというのが大前提。(今回も最終日は)緊張はすると思うけど、それをうまく集中力に変えられたら。毎日、毎日を一日競技みたいにやり切るのが目標」と、自身に言い聞かせるように話した。

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