「2021年度全国高等学校・中学校ゴルフ選手権春季大会」(主催=日本高等学校・中学校ゴルフ連盟、共催=三木市)の最終日が25日、兵庫・三木市内で行われた。
高校男子は、出場選手唯一3日間アンダーパーで回った隅内雅人(水戸啓明2年)がトータル8アンダーで優勝した。文部科学大臣楯を手に「3日間内容は悪くなかった。この試合にはぜひ勝ちたいと思っていた」と笑顔。8月のSansan KBCオーガスタゴルフトーナメントの出場権を得て「ローアマを狙いたい」とさらなるステップアップを誓った。
同女子は首位と1打差2位で出た徳永歩(ECC学園1年)がトータル4アンダーでフィニッシュし、逆転で優勝した。「納得の内容ではなかったが、とにかく自分のゴルフに集中することだけを心がけた。優勝できてうれしいです」。創部2年目の同校に念願の全国タイトルをもたらし、最後まで笑顔が絶えなかった。
中学男子は松井琳空海(新居浜東3年)が3日間首位を明け渡すことなく、9アンダーで連覇を達成。同女子は藤本愛菜(沖学園3年)がイーブンでフィニッシュし、3日間首位を守りきった。
【上位成績】
▽高校男子①208隅内雅人②214藤井太己③216佐藤快斗
▽高校女子①212徳永歩②216與語優奈③217荒木優奈、馬場咲希、手塚彩馨
▽中学男子①207松井琳空海②215中本旺希③218渋井晃太郎、長﨑煌心、篠原和樹
▽中学女子①216藤本愛菜②217木ノ下美宇③219長澤愛羅、岩永杏奈、井ノ下愛華、新地真美夏
※いずれもスコアは3日間合計