呼び名は「だいたいあぐりです」岩崎亜久竜がツアー2戦目で堂々3位発進…東建ホームメイトカップ初日


14番、ティーショットを放つ岩崎亜久竜 

14番、ティーショットを放つ岩崎亜久竜 

◇日本男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ 第1日(31日、三重・東建多度CC名古屋C=7062ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、レギュラーツアー2戦目の岩崎亜久竜(あぐり)が6バーディー、1ボギーの66をマークし、5アンダーで1打差3位と好発進を切った。ラウンド後は初めて多くの記者に囲まれての取材。24歳は表情をこわばらせながらも「全体的に調子が良かったです。パターが良かったです」と胸を張った。

 20年にプロ転向後、昨年9月のANAオープン(予選落ち)に続く自身レギュラーツアー2戦目に臨んだ。前半でスコアを2つ伸ばし、後半は3番で3メートルのパーパットを沈めてピンチを切り抜けると、流れを引き寄せた。4番、5番でバーディーの後、6番は6メートルを決める3連続バーディーで伸ばした。

 リーダーボードを見て気になる「亜久竜」の名の由来は、元F1ドライバーの鈴木亜久里さんではないとのこと。今季から日本ツアー選手会はファンとの距離を縮めるために「特に若い選手にニックネームをつけて」と呼びかけているが、24歳の岩崎は普段から「だいたいあぐり」と呼ばれているという。また「よく読み間違えられるんです」ということも加えた。

 1999年の日本ゴルフツアー機構発足後、日本人では13年の松山英樹に並ぶツアー最短となるプロ2戦目での初優勝が懸かる。「1勝したいです」。今季ツアー国内開幕戦で初優勝を遂げ、ファンに「あぐり」の名をアピールする。

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