「ゴルフ天才少女」須藤弥勒が地元のニッタタイヤと7社目の契約 推定総額600~900万円!?


地元のニッタタイヤとスポンサー契約を結んだ須藤弥勒。スポンサー企業は計7社になった(左は同社の須藤剛志社長、提供写真)

地元のニッタタイヤとスポンサー契約を結んだ須藤弥勒。スポンサー企業は計7社になった(左は同社の須藤剛志社長、提供写真)

 ゴルフ世界ジュニアメジャー4勝を誇り「天才少女」と呼ばれる10歳の須藤弥勒(ゴルフ5)が、地元の群馬・太田市に本社を置くタイヤ・ホイール専門商社の「ニッタタイヤ」とキャディーバッグのワッペンスポンサー契約を結んだことが19日、分かった。詳細な契約内容は明らかにされていないが、プロのシード選手と同様の年間推定200万円~300万円が用意された模様で、3年総額で推定600万円~900万円の破格の条件とみられる。

 太田市出身の弥勒に対し、太田市に本社を置くニッタタイヤの期待は大きい。「弥勒選手は太田市の星です。太田から日本へ、そして、日本から世界へと活躍の場を広げています。地元の選手を応援したい」とニッタタイヤ関係者はコメント。弥勒は「地元有数の企業から応援されて本当に光栄です」と深く感謝した。父・憲一氏も「とても高い評価をいただき、感謝しています。単年ではなく、3年という契約期間をいただいたことに『太田市から日本を代表する選手を送り出す』というニッタタイヤさんの強い思いを感じました。感動しました」と感慨深い様子で語った。

 今年1月からアマ資格の規定が大幅に改定され、アマチュアゴルファーも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になり、10歳ながら抜群の存在感を持つ弥勒のもとにはスポンサーからオファーが殺到。その中で、ゴルフ専門店の「ゴルフ5」と所属契約、並びにマネジメント契約。菓子・食品製造販売の「UHA味覚糖」とスポンサー契約、並びに体づくりための総合サポート契約。「いしど式」のそろばん教室を運営する「イシド」、自動車販売の「100%新車館」、飲料水製造販売の「サーフビバレッジ」とスポンサー契約。総合建設業を営むディーワイプランの住宅ブランド「ビスコッティハウス」と超異例の「ベルトスポンサー契約」を結んでいる。今回、ニッタタイヤと契約を結んだことで、弥勒のスポンサー企業はトッププロ並みの計7社となった。

 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。10歳。2歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導で成長を続けている。17、18年に世界ジュニアゴルフで連覇。現在、ドライバーの飛距離は220~230ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。145センチ、52キロ。

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