石川遼、48位で今季2度目の予選突破 午後からの決勝ラウンドで上位進出へ


予選突破が決まり第3ラウンドに備えて練習する 石川遼(カメラ・豊田  秀一)

予選突破が決まり第3ラウンドに備えて練習する 石川遼(カメラ・豊田  秀一)

◆日本男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第3日(30日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 第2日が降雨による順延となり、ホールアウトできなかった24組68人が早朝から競技を再開。午後12時4分に残りの全選手が、予選第2ラウンドを終えた。前日にホールアウトし、中断した段階ではイーブンパー55位タイだった石川遼(カシオ)は、最終的に48位で今季2度目の予選通過を果たした。

 石川は第2日を自身、2011年のコカ・コーラ東海クラシック第3日以来となる「全ホール、パー」。スコアを維持し、通算イーブンパーで上がっていた。そのホールアウト時には「ボギーが出ると、マスト(絶対)で(バーディーを)取らないといけなくなる。正直、最終ホールまでパーでもいいと思っていた。パープレーで耐えていれば(予選突破も)分からないかなと。ボギーは、絶対に打てない。自分の(スタート)順位が悪かったので仕方がないかなと、セーフティーにいった」と心境を説明。その“我慢”が実った。

 2010年のこの大会では最終日に世界主要ツアー新記録となる58をマークして、大会最年少記録となる18歳7か月で優勝。18、9ホールの最多バーディー(12と7)、18、9ホールのコースレコード(58と28)も持っている思い出のコースだ。午後からの決勝ラウンドで上位浮上を狙い、最終日につなげる。

最新のカテゴリー記事