女子の「黄金世代」と同じ23歳の桂川有人が前半終えて首位 2勝目を目指す


3番でバーディーを決め笑顔を見せる桂川有人(カメラ・宮崎 亮太)

3番でバーディーを決め笑顔を見せる桂川有人(カメラ・宮崎 亮太)

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップ最終日(15日、茨城・大洗GC=7163ヤード、パー70)

 最終組がハーフターンした。第3日を終え、首位タイに並んだ時松隆光(ロピア)、桂川有人(国際スポーツ振興協会)、ベン・キャンベル(ニュージーランド)、大西魁斗(ZOZO)の4選手の中で、23歳の桂川が前半の9ホールを2バーディー、ボギーなしと二つスコアを伸ばして通算9アンダーで単独首位に立った。

 女子の「黄金世代」と同じ1998年度生まれの桂川はシーズン序盤で賞金ランクトップと好調。男子ツアー待望のスター候補は、第3ラウンド終了後に「賞金ランクトップの自覚はちょっとあるかもしれません」と笑顔で話した。その言葉通りに安定したプレーで4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」に続く今季2勝目を目指す。1打差の2位に時松が追う。

 2打差の3位は大西、キャンベル、今平周吾(ダイヤ)。3打差の6位は岩田寛(フリー)、20歳のアマチュアのカズマ・コボリ(ニュージーランド)が続いている。

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