インターネット事業を主に扱う株式会社サイバーエージェント(藤田晋社長)は24日、今年7月開催のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権の日本代表で小学5年のアマチュア・寺町美友海(みゆみ)とスポンサー契約を締結したと発表した。同社がアマゴルファーをスポンサードする初の選手となり、今後寺町はサイバーエージェントのロゴ入りユニホーム、ヘッドウェアを着用し、試合に出場する。
今年、アマチュア規定が大幅に改定され、アマ選手でも企業とスポンサー契約を結ぶことが可能になったことを受け、寺町が幼少期(2歳)より夢の実現のために果敢にチャレンジし、日々努力する姿勢に共感し、同社の「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」という理念に重なることから締結に至ったという。
次世代を担う選手として注目を集める、10歳の寺町は3月のPGM世界ジュニアゴルフ日本代表選抜大会で優勝し、7月に米サンディエゴで行われるIMGA世界ジュニアゴルフ選手権に日本代表として出場する。
同社を通じて「このたびはスポンサー契約ありがとうございます。スポンサーのロゴがついているウェアを着てプレーできることは私にとって憧れであり、今まで以上に頑張ることができると思います。7月の世界ジュニア選手権でも優勝できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します。最後に、私のビジョンは21世紀を代表するプロゴルファーになることです。これからも新しいことを取り入れて、チーム・サイバーエージェントの一員として良い報告ができるように頑張ります」とコメントした。
◆寺町 美友海(てらまち・みゆみ)2011年7月27日、愛知・豊山町生まれ。10歳。2歳でゴルフを始める。21年ジャパンジュニアゴルフダイジェスト優勝、22年PGM世界ジュニア日本代表選抜大会で優勝。好きなクラブはパターとアプローチで、グリーン周りが得意。特技は一輪車乗り。