古江彩佳は決勝でメジャー女王に敗れて米女子ツアー初優勝は逃す 米女子マッチプレー最終日


古江彩佳

古江彩佳

◆米女子プロゴルフツアー バンクオブホープ・マッチプレー 最終日(29日、ネバダ州シャドークリーク=6777ヤード、パー72)

 ツアー唯一のマッチプレー大会は準決勝、決勝、3位決定戦が行われ、日本勢唯一の出場で世界ランク27位の古江彩佳(富士通)は、準決勝で世界ランク123位のリリア・ブ(米国)に2アンド1で快勝した。続く決勝では、世界ランク83位のチ・ウンヒ(韓国)に3アンド2で敗れて準優勝。米ツアー初優勝は惜しくも逃した。

 古江は午前の準決勝で、2番パー5でバーディーを奪った相手に1ダウンとなった。続く2番から強い風の中で相手の乱調もあり、3連続でパーをセーブして2アップ。後半は11番でパーセーブして3アップ。12番で相手のバーディーで奪われたが、1ホールを残して競り勝った。

 午後の決勝では、2009年全米女子オープン覇者のチと対戦した。古江が3番でダブルボギーをたたいて1ダウン。4番でパーセーブして取り返すと、7番もパーセーブで奪ってリードした。しかし、8番はバーディー、9番はイーグル、10番はパーだった相手に3連続で奪われて2ダウンとなった。11番パー5でイーグルで取り返すも、12番と16番でボギーを喫して2ホールを残して3ダウンとなって今大会初黒星を喫した。

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