渋野日向子「イソギンチャクみたい」ラフにつかまり出遅れ125位…パーオン率44%「どうしようもなかった」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(2日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 【2日=岩原正幸】渋野日向子(23)=サントリー=は5オーバーの76で125位と出遅れた。

 渋野は「イソギンチャクみたい」と警戒していたコース独特のラフにつかまる場面もあり、出だしの1、2番で連続ダブルボギーをたたいた。1番は5オン2パットで「あのラフはどうしようもなかった」。2番では第3打をグリーンの奥にこぼした。

 10、11番のバーディーなど巻き返しの兆しを見せたが、その後3つ落とし、76で125位と大きく出遅れた。パーオン率は約44%で「スタートからいい感じのショットが打てなかった。あれだけ乗らないとパーを拾う(ための)ゴルフになってしまう」と反省した。それでも「悔しいラウンドだけど、良いところもあった」と気丈に話した。

 4月下旬から日米で2戦連続予選落ちと復調が待たれる。「しっかり切り替えて頑張りたい。この位置なら、やりたいことに集中できる」と巻き返しを約束した。

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