諸見里しのぶさん、渋野日向子はショットの上体に力み感じ、切り返しのタイミングでちょっとしたズレ


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(2日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 【2日=岩原正幸】渋野日向子(23)=サントリー=は5オーバーの76で125位と出遅れた。

 渋野選手は1番、2番でダブルボギーと苦しい立ち上がりになりました。グリーンはアンジュレーションがあり、落とし所が限られる。グリーンを捉えるためにもティーショットから気を引き締めていくことが重要です。(フェアウェーキープ率71・43%、パーオン率44・44%の)数字を見てもかみ合わなかった印象です。

 ショットではシェブロン選手権(4月)の好調時より上体の力みを感じ、切り返しのタイミングでちょっとしたズレがあるように見えました。グリーン周りのアプローチもインパクトで強めに入っており、ショットからアプローチまでインパクトのタイミングに少しの誤差がある印象を受けました。

 その中でも3つのバーディーを奪い、3~6メートルのパーパットを決めて耐える場面は幾度もありました。パッティングはストロークも良いですし、18番での5メートルを沈めるパーセーブは次のプレーにつながると思います。(女子プロゴルファー・諸見里しのぶ)

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