◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 最終日(12日、米ニュージャージー州ストックトンシービュー・ベイC=6190ヤード、パー71)
1アンダーの45位から出た渋野日向子(サントリー)は6バーディー、2ボギーの67で通算5アンダーの17位に順位を上げて終えた。日本勢は70の古江彩佳(富士通)が2アンダーの42位、73の野村敏京がイーブンパーの65位となった。64で回り、12アンダーでプレーオフを制したブルック・ヘンダーソン(カナダ)がツアー11勝目を挙げた。
渋野は11番でボギー先行も、12番、13番でともにショットを1~1・5メートルに運んで連続バーディー。14番ボギー後、15番で8メートルのバーディー、18番パー5で2オン2パットと前半に2つ伸ばした。後半は5番で2メートルを沈め、最終9番もバーディー締めで67。フェアウェーキープ率100%、グリーンを外したのは1度だけと、ショットがさえた。
ホールアウト後のインタビューで「今日は攻めるしかないと思っていた中で、しっかりメリハリをつけて18ホールできた。3日間の中で一番風が強かった。その中でもしっかりパーオン率を高めようとやってきた。すごくいい内容だった。雨が降った分、グリーンも止まりやすく、その分攻めやすかった。最近にしてはいい内容のゴルフができたと思う。こういうゴルフができていくと、いい位置で戦える日が来ると思うので、しっかり今日のプレーを忘れずまた頑張りたい」と前向きに話した。
古江彩佳(10番スタートで序盤に3つ落とすも、後半の3番以降に4バーディーと巻き返して70)「最初ドタバタして、ショットが荒れていたけど、うまく調整できて、最終的に1アンダーで回れて良かった。パー5でアプローチでのバーディーが取れた。昨日、30~50ヤードを練習したのが生きた。(来週に向けて)しっかり自分のプレーで頑張りたい」