古江彩佳、米ツアー自己新の64で24位締め 全米女子プロ選手権へ「自分のリズムでできた」


◆米女子プロゴルフツアー メイヤー・クラシック 最終日(19日、米ミシガン州ブライズフィールドCC)

 70位から出た古江彩佳(22)=富士通=は1イーグル、6バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコア64をたたき出し、通算10アンダーの24位で終えた。野村敏京(29)=フリー=は72と伸ばせず24位。70の畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=は7アンダーで49位だった。71で回ったジェニファー・カップチョ(米国)が通算18アンダーで並んだレオナ・マグワイア(アイルランド)、ネリー・コルダ(米国)とのプレーオフを制し、今季、通算ともに2勝目。

 古江が大舞台前最後の実戦で、米ツアー自己ベストスコア64をマークした。今大会自己最少の27パットで「タッチも合っていたし、ラインが読めていた」とグリーン上でさえた。前半を3バーディーで折り返し、さらに3つ伸ばして迎えた最終18番。7メートルのイーグルパットを沈めて、気持ちよさそうに喝采を浴びた。

 ほぼ完璧な内容だった。身長153センチと小柄で、平均飛距離こそ228ヤードにとどまるもフェアウェーキープ率は84・61%、パーオン率83・33%と抜群の安定感を誇った。この日のベストスコア64で、リーダーズボードを一気に駆け上がった。

 5月のバンクオブホープ・マッチプレーで2位に入っているが、ストローク方式の大会では今季自己最高の24位となった。23日からのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権に向け、「うまく自分のリズムでできたので、つなげたい」と確かな自信と弾みをつけた。

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