酷暑の下、クタクタのラウンド 67の稲見萌寧は「最後の3ホール、いつ倒れてもおかしくない」


稲見萌寧

稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー 資生堂レディス 第1日(30日、神奈川・戸塚CC=6570ヤード、パー72)

 昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーで首位と2打差の3位でホールアウトした。15番終了の李知姫(イ・チヒ、韓国)が7アンダーでトップに立っている。

 連日続く酷暑の中で、選手たちはプレー。稲見は第1ラウンド後の公式会見に疲れ切った表情で登場し「めちゃくちゃしんどい。日陰にずっといて、傘をさしてヤーデージブックであおいだり。氷のうも氷が解けてしまって…。最後の3ホールは、いつ倒れてもおかしくない」と話した。

 昨年8月上旬に埼玉で行われ、銀メダルを獲得した東京五輪とも比較しながら「五輪のほうが暑いだけだった。この時期(6月)だと湿度が高いので、今のほうがきつい」と明かした。

 自身のプレーについては「セカンドショットが良くて、パッティングも入ってくれた」と振り返り、「(あと3日)明日は昼からで暑い時。結構しんどいので、(今日は)早めに練習を終わらせて体力を温存して、明日うまくラウンドできるように」と見据えた。

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